どのような建築も設計から始まります。建物の用途や目的、お施主様の要望からイメージをふくらませていき、コンセプトを練り上げ、BIMモデルを立ち上げます。それはただカタチを作るのではなく、その空間に集う人がどのように動き、どのように使い、どのように思うのか、さらにはその建築が社会の中でどのような役割を果たし、お施主様の喜びにつながるのか。想像力と創造力をかけ合わせて建築を作り上げていきます。
設計者の想いや考えが自然と伝わってくるような設計を作り上げるためには、ディスカッションを深め、言葉の裏にある思いを引き出すコミュニケーションの力と、喜んでいただくためにできることを考える力が欠かせません。技術を高めることはもちろん、人間力を深めることも大切と考えております。様々な経験を重ね、それらが設計に活かされたとき、心が動く設計の線が生み出されていくと思っております。
1963年大洗町出身 一級建築士
父親の姿を見て建築に興味を持つ。東京デザイナー学院 建築デザイン科で学び、水戸市の設計事務所で10年勤務。一級建築士取得をきっかけに独立、眞建築設計室を設立。
論語「義を見て為さざるは勇なきなり」「徳は孤ならず必ず隣有り」などの言葉を心のよりどころにしている。
好きな建築物は「落水荘」。趣味はゴルフ、ヘラブナ釣り。